12月初め、私の口座に農協の個人年金が入金になった。
毎月1万円を11年間掛けて、65歳から年間14万円の個人年金が口座に振り込まれる。
知り合いに頼まれて、月1万円ならとお義理で積み立ててきたのだが、いざ貰うと嬉しい。
もうちょっと掛けていたら良かったなんて思っている。
できたら、このまま10年間貯めておいて、75歳から使おうと思っていたが、見るはじから使ってしまう。
今もシメシメと下ろしてきた。
今月は知人にリンゴを送ったり、長芋を送ったり、姉妹で鹿教湯温泉に出かけたりで、色々と物入りだった。
リンゴも長芋も思っていたより値上がりして、予算オーバーである。
どうやってやりくりしようかと迷っていたので、渡りに船であった。
まったく、お金って使うのは楽チンである。
その鹿教湯温泉では、当日まで使えるクーポンが一人2000円付いた。
この2000円、なかなか使うのが大変だった。
使えるお店が限られている。
そこで売られている商品に、特に欲しい物も無い。
でも、使わなくてそのまま流してしまうのは口惜しい。
と、いうことで、結局はお菓子に変わったのだが、只々甘い物が増えるだけである。
だから、今話題になっている18歳以下の子供に5万円分のクーポンというのも、使いにくいだろうなと想像する。
お金の無い家庭は、どちらにしろ貯金どころでは無く使ってしまうのだから、早く何にでも使える現金が一番だろう。
わざわざ、使いもしない物を無理して買うのも無駄だよね。
どちらにしても、不要なものは買わない習慣をつけないといけない。
今、欲しい物は「塗師祥一郎画集」
一時探したのだが、どこでも見つけられなかった。
今日見ると、数点があちこちで見られる。
しかし、いくらクリスマスとは言えど、2万円以上の高価な画集はなかなか手が出ない。
別にこの画集が無いと暮らしていけないわけでは無い。
有ると嬉しいが、無くても暮らせる。
もし、私が何かあると、ただのゴミである。
そんなこんなを考えて、ちょっと迷う。
今は身の回り全てが、「塗師祥一郎画集」の様なものである。
朝の北アルプスも綺麗だった、
ちょっと朝日に頬を染めている。
最後までお読みいただき有難うございました。