TVで戦没者のDNA鑑定を信州大学と提携したと放送していた。
すでに私は戦争を知らない世代であるが、未だに帰らぬ人を待ちわびている人がいる。
戦争なんて遠い世界かと思っていたが、実はそうでは無かった。
まだ帰れない遺骨が112万柱残されている。
そして、その遺骨を森に分け入り、土を掘り、懸命に探している人達がいる。
知らずに頭が下がってしまう。
戦後は終わっていなかった。
谷村新司の「群青」を聴くと胸が詰まる。
今、世界はきな臭くなっているけれど、戦争の傷跡は延々と続く。
本当に我儘な願いだが、せめて自分の知っている人達は、無事に平和に過ごして欲しいと思う。
「我より先に逝く不幸は」許せない。
最後までお読みいただきありがとうございました。