某財務次官の言葉です。
最近の各党の公約を見ていると、まるでバラマキ合戦の様で、これからの日本財政は破綻に一直線だという趣旨です。
経済同友会の代表幹事も「100%賛成だ」と述べている。
1回だけの給付金をバラまくことが、どれほどの生活支援になるんだろうか。
生活は延々と続くのに。
まぁ、くれると言うなら欲しいけれど。
収入が減った世帯というのは、具体的にどのくらいか?いつからか?もともと低収入の家庭はどうなるのか?
疑問は尽きない。
そして、このつけは自分に戻ってくる。
それは、社会保険料の料率アップ、医療、福祉の窓口負担割合の増加、年金のカット・・
だって、どこかから取らなければ、帳尻は合わないものね。
一時、「このつけを若い世代に残さない」という言葉が叫ばれた。
2021年の国債残高990兆3000億円、一般会計106兆円、税収57兆4480億円という数字を見ると、もうすでに、税収の17年以上の国債が発行されている。
さすがに、ここまでくると、借金を孫子の代に残さない。なんて言わないだろうなぁ。
孫子どころか、ひ孫、その孫にまで借金を押し付けていくことになる。
年収300万円の人が50年ローンで5000万円借りるようなものだ。
年収300万円は、およそ手取り240万円。
月平均20万円の給料で、どれほどの返済ができるだろうか?
50年ローンとすると、元金100万円/年の返済。
それだけでも、すでに無理。
だいたいが、今の時代50年先まで見通せない。
借りられるだけカードローンを借りて、後は自己破産と言ったところか。
そして最後は、国債を海外に売り出して、海外からの干渉を受けざろうえなくなる。
海外の某国からしたら、戦争して占領するより、よっぽど安上がりであろう。
お金をバラマクのなら、あるお金。
借金して迄バラマクものでは無いのだが、借金の相手が国債、そして日銀という実態の有るような、無いようなお化けのような存在なので実感が無いんだろうねぇ。
最後までお読みいただき有難うございました。