まったく・・、少し涼しくなったらまたこの暑さ!
幾ら寝ても眠いったらありゃしない。
「熔ける 再び」を読む。
あんな事(背任横領をしてギャンブルにつぎ込んだ)をしても、まだギャンブルに溺れる。
執行猶予が解けた途端、3000万円持って韓国へギャンブルに行く。
お金持ちなんだね。
そりゃそうだ。株の売却金だけでも440億円、借金を返済しても300億円以上残っているんだもの。
働かなくても生きていかれる人なんだ。
何と言っても、刑務所でフェラーリを10台以上買っているんだから。
あまり、会社のお金を使ってギャンブルをした事を悪いとは思っている様では無い。
返したんだから、良いだろう。
自分は一部の役員に嵌められた。なんて感じが漂ってくる。
そして、コロナ禍で、ギャンブルは海外に出られずに一時停止。
強制終了させられて、今に至る。なんだけれど、
コロナが緩やかになって、これからどうなるのかな?
「熔ける 三度」になるのか?
この本を読んでいると、ギャンブルに溺れるのも、それほど楽しそうではない。
強いお酒に溺れるのもそれほど楽しそうではない。
ただひたすらに強い刺激を求めて、頭がマヒさせようとしている修行僧の様だ。
しいて推察すると、私が「もう何も忘れたい」と眠剤を飲むのと似ているか。
頭がボーとして、何も感じなくなる寝る前の瞬間が快感だ。
働かないで生きていかれる彼は、生きている甲斐を何に見出して暮らしていくのだろう。
最後までお読みいただき有難うございました。