友人の姉上が亡くなられた。
友人は3人姉妹の末なので、姉妹が居なくなり、結構がっかりしている様子が伺われ、私も淋しい。
私も末っ子なので、順番で言えば最後に残る。
一人残ることは、やはり心細い事だ。
かと思うと、すい臓がんと言っていた人に久しぶりに逢えて、元気な姿が見られてほっとした。
一人暮らしとの事だったので、密かに心配していたのだ。
高齢になると、彼岸に発たれる話が多くなり、本当に気が塞ぐ。
昨日は久しぶりに喫茶店でモーニングを食べた。
食事の量もあまり多くの物が食べられなくなり、朝昼兼用でこの位が適量だ。
お茶をしながら姉と、少しづつ美味しい物を食べようと話した。
「名もなき毒」を読み終わる。
これで、杉村三郎シリーズの今出ている本は、すべて読み終わってしまい、淋しい限りだ。
結局最後から読んだり、途中に戻ったりして読んだのだが、最初から読まなければわからない事も有る。
結局2回読み直す。
ただの浮気と思っていた妻「菜穂子」の哀しさも、ほんの少し分かった気がする。
しばらく、杉村三郎の世界に捕らわれる。
三郎が娘桃子と読もうと思っていた「指輪物語」と「ホビットの冒険」を買う。
確か映画にもなっていたなと思いながら。
チビ娘に送る「芋干し」に、一緒に「杉村三郎シリーズ」も入れてやろう。
最後までお読みいただきありがとうございました。