貧困国というのは何だろうねぇ。
ベネズエラが国民の4分の3が極貧層になったというニュースが出ていた。
極貧層、つまり食べるのに困るという事らしいが。
日本でも最近、食料の配布などのニュースが良く見られる。
子供食堂どころか、大人食堂だって必要な状況だ。
食品の値上がりも目覚ましい。
その割に、世の中は静かで、みんなは不満が無いのかと思ってしまう。
世間の人はお金持ちなんだね・・・なんて考える。
2021年の給与の平均値は、手取りで女性約18万円らしい。
手取りで18万円といえば、ちょうど私の収入ぐらいだけれど、その場合の貯金額、約25000円だという。1年間で30万円。
これで、今回の様なコロナ禍で2年間も失業したら、約542万円が必要となる。
ざっと20年間、コツコツと貯めたお金が露と消える。
どう考えても無理。
2021年4~6月の失業者は233万人、そのうち、1年以上の失業者は74万人。
2020年の労働人口は6868万人、約1%の人が1年以上失業していることになる。
多少の貯金は使っちゃうなぁ。
何を言いたいかというと、普通の女の子(平均収入じゃなくて中央値の収入の女の子)は、年間に30万円くらい貯金するのが一所懸命。
そんな状態で今回のようなコロナ禍などで、失業状態が長く続くと、貯金も底をついて本当に生活が困ってしまう。
それが今、身の回りにいる100人に一人。
いや、実はもっといるかもしれない。
だって、中央値以下の収入の人も、貯金がそれほど無かった人もいるんだろうから。
人間には見栄もあるからね、そう簡単には困ったなんて言わない。
洋服とかは1年や2年、新しく買わなくても困らないし、見るからに困っていそうな人はいなくなった。
でも、やはり、このコロナで生活が厳しい人はいるんだろうな。
時々TVで、食料品の配布をしているのを放映したり、長く失業している人を取り上げたりしているけれど、道路を走る車はベンツ、レクサス、外車がゾロゾロ。
テイクアウトのお弁当は1000円を超える豪華版。
どこに困っている人がいるんだと思ってしまう。
困っているのは私だけかと疑っている。
でも、我が家には古古米にしろ主食は有るしね。
私は一応仕事もしている。
何とか食べてはいられる。
しかし、そうじゃない人もいるんだ。
とりあえずは、食べていかれる収入が必要。
そのための職場が必要という事か。
そう考えてくると、政府の経済を回したいという気持ちもわかってくる。
最後までお読みいただき有難うございました。