「ザリガニの鳴く所」を聴く。
なかなかに瑞々しい作品であった。
主人公カイアは7歳で母親にも見捨てられ、父親も何処かへ行ってしまい、一人で湿地と呼ばれる場所で暮らす。
先日3歳で母親に放置され亡くなった子供を連想する。
せめて7歳ならば・・、いや、年齢だけではない。
これは物語りだから・・
自然の情景描写は素晴らしい。
結果としてはハッピーエンドなので、安心して聴いていられる。
作者は70歳にして、初めての小説だという。
それも、なかなか驚異的だ。
作者の本「カラハリ──アフリカ最後の野生に暮らす」は、古本でしか求められない7086円と高価である。
流石にちょっと考える
本くらいは考えなくて買えるくらいのお金が欲しい
最後までお読みいただきありがとうございました。