3月も半ばだと言うのに寒い。
明日はお彼岸のお中日だというのに、何と雪の予報が出ている。
今年の陽気は激しいなぁ・・。
何か面白い本は無いかと探すのだが、探すときには見つからない。
それで読んだ本だけれど「嶽神」をもう一度読み始める。
山の民の話なのだが、時代設定は秀吉の頃、1500年代後半である。
でも、山の民とか、それ程昔の話では無い。
友人が子供の頃、その様な人が里に来ていたのを知っていると言う。
戸籍の無い人がいた時代は、100年も昔の事では無いのだ。
現代は、多様性の時代というけれど、実はそれに反して、マイナンバーカードに代表されているように、管理と統一化が進められている気がする。
少数民族と一括りにしても良いのかわからないが、ある特別な文化を持つ人々を差別する風習は何故か無くならない。
その差別の理由とか、起源とかを探ると、どうしてそこから差別が出るのかと思うけれど、古くから・・は・・と口伝えで言われることを疑うことなく自分も思う。
差別(蔑む)という事は簡単だからね。
出来るならば私は、蔑まれても応えない人間になりたい。
蔑まれる理由は沢山ある。
独身だし(結婚もできない)、年寄だし、小綺麗でも無いし、お金も無いし、子供もいないし・・
マイナスの要素は沢山有るんだけれど、別にそれがどうしたと思っている。
それで迷惑をかけて、生きているわけでは無い。
大きな意味では、自助、共助の部分が無くて、困ったときには公助に縋ることになるけれど、それなりに若い時代には、私も社会保険料を払ってきた。
簡単に言うと介護保険の世話になりたいという事なんだが。
年寄ばかりが優遇されると言われる事も有るまい。
最後までお読みいただきありがとうございました。