華寿過ぎて・・・これからの準備

華寿(70歳)を過ぎた独身女性、子供の無い不安、生活苦、節約、貯蓄など、時々生活の楽しみも書いています。

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いくつになっても恋心

私、お付き合いしている人がいるんです。

 

日曜日BS3 9:00~の「ガイロク」で、イキイキとした69歳の女性がインタビューに答えていた。

明るい色の洋服を素敵に着こなしている女性だった。

彼女は、ご主人が亡くなり毎日を泣き暮らしていたが、息子たちに、外へ出て誰かとお付き合いしたら・・と勧められ、今では素敵な方と、食事や旅行を楽しんでいるという。

 

一緒に見ていた姉に「69歳で新しい恋なんて凄いわね~」と言うと、

「私も、この前に付き合ってくれと言われたわ」と答えてきた。

 

え~~~、姉は79歳だよ!!

 

まぁ、相手も姉も独身だから問題は無いが・・

面倒くさくて断ったらしい。

 

私は防虫剤を肥料に育って、虫はとてもじゃないが付かないけれど、姉は違ったのね。

 

そこで、友人の話を思い出した。

友人の友人で、彼女は70代前半、ご主人は亡くなり、子供たちも独立した。

一人となってタガが外れて、夜からお酒を飲み始め、朝まで飲み続ける毎日だそうだ。

淋しくなると友人に電話をかけてくる。

その内容は「もう一花咲かせたい!!」と言うのだそうな。

友人は電話をしてきた彼女に「早く寝なさい!」と言って電話を切り、「薄情者・・」と怒られているという。

 

友人と私は「男性や他人に気を使わない暮らしが一番」と言い合う。

 

しかし、「もう一花咲かせたい」と言う気持ちは私にもある。

もちろん異性関係ではない。

衣食住には困っていないけれど、それだけで満足して良い物だろうか?

誰の役にもたたず、何の役にもたっていない。

 

「誰も殺さずに死ぬことができれば、それだけで人生は成功だ」と言うような言葉を、昔、曽野綾子の本の中で読んだと思う。

今のところ私は、対人の交通事故も起こさず、情痴の果ての刃傷沙汰も起こさず、詐欺も殺人も起こさずに死ねそうだ。

それだけで、私の人生は成功じゃないか。

曽野綾子の言葉を心の支えに、自分を納得させることも有るけれど、でも、もう一花、咲かせられる時間は私に残っているだろうか?

 

誠に微妙なお年頃である。

 

昨晩は「運転者」を聞いた。

結論は機嫌よくしていないと「運」が逃げるということらしい。

機嫌良さそう、じゃなくて機嫌よくしてられる自分を作らなくてはいけないらしい。

運転者 未来を変える過去からの使者

他人から見たら、機嫌の悪い人は、本当に迷惑だ。

訳も分からず、私が何か悪い事でも言ったかしら?と、思い悩む。

 

でもね、私は時々、誰にも遠慮なく不機嫌な自分でいたいと思う時が有るんだよね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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