しばらく洋服は買わないと決めたのだけれど、PCに何度も広告が出て、ついポチってしまった。
洋服自体は2000円程度なのだが、送料が1000円近くかかる。
そこで阿保らしい・・と思って、最後の決済まで行かず放ったら、何度も「お支払いを・・」とメールが入る。
似合う、似合わない、流行云々を別にすれば切れていない洋服は、多分この先5年くらいは有るだろう。
いや、気にしないで着ていれば10年くらい有るかもしれない。
周りも気にしてはいるかもしれないが、特別何か言わないので、暮らしやすい世界だ。
暮れに長姉からお風呂上りにでも・・と厚手のカーディガンを貰った。
次姉はそれを着た私を「どんな田舎の山奥から・・」と評する。
そのまま田舎のお婆さんなのだ。
それを通勤着にしている。田舎のお婆さんなのだから、そのままどうという事は無い。
今様なので、軽くて暖かい。
甥も暮れに厚手のベストをくれた。
これも田舎風のババ臭い代物だが、すこぶる暖かい。
特に襟元が暖かいので、これも通勤着に格上げである。
髪の毛は2500円のシルバーカット、毛染めはカラーリンス。
基礎化粧品はニベアとマダムジュジュ。
何でこれでお金が貯まらないんだろうと思う。
その代わり「楊令伝」を買った。
作者の北方謙三が好きなのだが、作中人物がちょっと不自然に強すぎる。
極端に強い人間より、弱みもある人間が努力する姿の方が私の好みだ。
「吉本隆明 「言語にとって美とはなにか」の読み方」も買った。
難しそうだが安かったので手を出した。2750円が980円である。
こうしていくと、自分が何を目指しているのか、あまり良くわからない。
71歳にもなって、何かもわからない自分と付き合って、更にもしかすると後20年も生きていかなくてはいけない。
長い様な、短いような・・。
最後までお読みいただきありがとうございました。