「お気に入りのTシャツ」
30年、いや、もう34年前になるか?
東京から田舎に帰ってくるときに持ってきた洋服。
それを今も持っている。
確かにちょっと問題だ。物持ちが良いと言っても程がある。
なかで、お気に入りのTシャツは、レースをあしらった白いもの。
勿論、お気に入りなので、殆ど着ていない。
だから余計に捨てられない。
田舎で、そんなもの着ていくところも無い。
箪笥の肥やしにもならないが、数年に一度眺めては「捨てられないよね・・」とため息をつく。
だってね、当時、万がつく単位のお金を使ったのだもの。
今では、最低価格250円のTシャツを喜んで着ているのだもの。
買った値段が惜しくて捨てられない。
どうかと思うね。
最後までお読みいただきありがとうございました。