先日、○○○○で、半そでのシャツを買った。あまり着易かったので、もう一枚買いに出かけたら、税込み1000円になっていた。
ショッピングプラザの洋服店をウロウロしていて、ちょっと良いなと思ったブラウスは38000円であった。
もちろん、○○○○の洋服を買っちゃうけれど・・。
この会社のサプライチェーンが、ウイグル族の強制労働になんらかの関わりが有るのではないかと疑われている。
もちろん、この会社は否定しているけれど、今年1月に米当局から輸入を差し止められた。
自分の消費行動が人権問題や環境問題の原因になっているのではないかという視点が共有されるようにいなって来た。
それが、不買運動につながるケースも出てきた。
今、自分に供与されている安くて快適な衣類、美しくておいしい野菜や果物。
実は、他の地域、他国の人の労働力で作られている事が多いことを忘れがちだ。
もちろん、殆どの企業や事業者は「できるだけ安価な人件費、それでいて一定の基準を満たした技術力」を探し、外国へ事業展開し、海外から事業研修生という名の労働者を入れてきた。
良いのかな??これ??
とは思う。
かつて、100円ショップができた時、「これらを100円で作る人がいるんだよ」と言うと、「安ければ、そっちを買うわ」と返された。
食事をしていて、「食事を残すのは罪悪感があるわ。アフリカの子供は飢えているもの」と言うと「アフリカまで持っていけないじゃない」と笑われた。
もう何十年も前の話である。
本当は、必要以上の物は買わない。
食べられるだけの物を買う。
自分が、この位の値段は必要だと思う値段で買う。
そう思うのだけれどね。
大きなことはできない。
たった一人の抵抗だけれど。
早苗もしっかり根ずいてきた。
このくらいの季節が一番好きだな。
まだ暑いとは言えない、空気が透明だ。
田圃はほんの少しの水鏡を残して、山の雪を映し出す。
木々は春の薄緑を終わらせて、濃い緑に模様替えした。
鷺やトンビが田圃の蛙やオタマジャクシを探して姿を見せている。
夜にはガウガウと蛙の声が姦しい。
賑やかで静かな田舎の風景である。
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