12月になると、ほんのわずかだけれど賞与が出る。
と、言えるほどでも無いが、毎月殆ど変動の無い給与に僅かでも加算が有ると思えば気持ちが躍る。
少しでも何かを散財したいと思う。
前々から欲しかった「塗師祥一郎画集 1947‐2006」を買おうか・・。
定価で33250円。18000円くらいで古本がある。
賞与だから、この位の贅沢は許されるか??
なんて思いながら、計算をしてみる。
すると、全額を目をつぶってそのまま通帳に入れないと、チビ娘の塾代が出ない。
そう、毎年チビ娘の塾代を僅かばかりだが援助している。
これも毎年となると、なかなかに重いものになる。
塵も積もれば山となる。
そんな事を書いていると、大きな本だし、置く場所にも困るし・・なんて買えない方向に向いてくる。
無駄遣いが出来る余裕はないな。
今年は貸家の畳替えなどに1年分の貸家料以上のお金がかかり、今年はすっかり赤字である。
毎月の貸家料は、すっかり当てにして使っていたので、貯金を崩して補修費に充てた。
と、言う事で貯金も無い。
さて、Audbleの新作が出た。
「仕掛け人 藤枝梅安」がある。今晩はこれで眠ろう。
まぁ、お金は無くても、毎夜本を読んでくれる相手がいる。
これって、物凄い幸せだ。
どんなに優しい彼氏でも、一晩中お子守りなんてしてくれない。
有りがた山の狸さんである。
最後までお読みいただきありがとうございました。