華寿過ぎて・・・これからの準備

華寿(70歳)を過ぎた独身女性、子供の無い不安、生活苦、節約、貯蓄など、時々生活の楽しみも書いています。

スポンサードリンク

残余命17年の希望をどうするか。

先日病院へ付き添った同僚だけれど、医師からお酒とたばこを止められた。

付き添いがいないくらいだから、当然独身で、定年後再雇用なので、勤務日も週3日と少ないが、給料もそれ程多くは無い。

年金も多くなく、年金と給与でまぁまぁ生活していかれるという所だ。

家で飲む夜のお酒と、たまに友人と出かける居酒屋が楽しみらしい。

 

何で私が付き添ったかというと、近くに身内がいないという事と、私が会社で総務的な仕事をしているから、これも仕事の一つと思っているからだろう。

 

男性の平均寿命約80歳とすると、残るところ後7年、お酒も飲まず、タバコも吸わず、家族との団らんも無く、何を楽しみに暮らしていくのだろうか。

ふと、辛いなぁ・・と思う。

 

先日来聴いていた「天国の修羅たち」で、死刑囚として20年も囚獄されている主人公は、絵を描き続けている。

天国の修羅たち ヘルドッグスシリーズ (角川文庫)

振り返って自分の事を考えると、女性の方が寿命は長いので、約87歳で、それまで生きられるとすると、後17年残されている。

高校生までは、あまり物も考えていなかったから、大学4年間、その後13年の実績をつけられる。

今から何かを志しても、まだ物になる可能性は有るだろうか。

 

70歳を迎えて以来、もういつ何が有っても不思議は無いし、生きていることに未練もないと思い始めた。

友人達も退職をして、自宅で毎日の生活を送る人が増え始め、自分の生活を守るもが精一杯だと話す人もいる。

3食作り、掃除をするのが一生懸命だという話だ。

 

ただただ毎日を消化するだけで生きているのは、それはそれで辛い。

 

生きていくための希望。

それをどこに持てばよいものか。

ちょっと考えるよね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

スポンサードリンク