先日読んだ「灯台からの響き」の中で、主人公康介が、自営の中華そば店を毎日掃除する場面が出てくる。
食器を洗い、棚を拭き、床を拭き、壁を拭き、換気扇の羽も全て拭く。
夜10時に店を仕舞い、その掃除にどの位の時間が掛かるのだろうか?
1時間では終わるまい。だって、お皿や什器、棚まで全て掃除するんだもの。
毎日3時間も掃除するのかな?
終わるのが午前1時、それからお風呂に入って、寝るのは何時だろうか。
時代物を読んでいても、店前の清掃がされていない店は繁盛しないと書かれている。
会社もトイレの清掃が大切だとある。
トイレの清掃は、そこが荒れると従業員が大切にされていると思えなくなるからだという。
商売繁盛の鍵は「環境整備」という人もいる。
し・か・し・・・
私は掃除が苦手だ。
今日も会社脇の道路に、草が伸びているのを眺めてうんざりとしていた。
草むしりをしなくてはいけないのだが・・・
暑いし(言い訳・・)手が出ない。
こんな事ではいけないのだが、どうして良いのかわからない。
最近、どうして良いのかわからない・・と思う事が増えてきた。
一瞬フリーズするのだ。それが一瞬ではなく、暫く、ある程度、結構・・となってきた。
何でもそのせいにしてはいけないが、これも歳のせいだろうか・・。
さて、田圃は稲が穂を垂れて、黄色く色づいてきた。
今年は暑すぎて、穂が身割れをするのだそうだ。
時代物の本を読んでいると、冷夏で飢饉となる話が良くあるけれど、暑くても稲に悪影響があるなんて初めて知った。
今日の風は、ほんの少し秋の気配がする。
もう少しで夏が終わる。
今年は生き延びれたが、来年はどうだろうか。
毎年、この暑さが続くと思うと、ちょっとうんざりだ。
最後までお読みいただきありがとうございました。