久し振りに映画館で「ジェラシックパーク」を観た。
あまり観客は多くない。
この程度の観客だと、映画館が潰れるんじゃないかと心配だ。
自分ではそれほど観るわけでは無いのだが、無くなると淋しい。
恐竜のリアルさがビックリである。
そして、そこに出てくる蝗害も「香君」を彷彿とさせて不気味だ。
この作品はいろんなことを考えさせる。
人類は簡単に遺伝子を操作しても良いのか。
すでに、クローン犬、クローン猫が話題となり、遺伝子解析が進んでいる現状で、思いもかけない生物が誕生する可能性もでてきた。
そして、それを制御するつもりが、人類の手を離れる可能性はいつもある。
危うい未来だ。
また、今見ている世界は現実なのか?
「ジェラシックパーク」が、あまりにリアルなので、今見ている世界も何かが、誰かが合成している世界ではないかと疑わしくなる。
何が虚で、何が実であろうか。
そういえば、そんな映画があったよね。
人間は電池で、鞘の中で夢を見ている。
あれは怖い映画だったわ。
「マトリックス」だったかな。
最近は、映画を観たり、外でご飯を食べたり、温泉に入ったりすると凄く楽しい。
「あ~楽しかった」と思 うのだ。
若い時は、これほど楽しめなかった気がする。
いつもいつも気持ちの底に、何か気がかりが重りのように付いていた。
それが、最近は取れたような気がする。
最後までお読みいただき有難うございました。