何と言っても絶不調。
甥は男の更年期というが、私は更年期なんて言うと笑われる。
理由は多分歯の不調。
絶え間なく鎮痛剤を飲んでいる。
昨日からは口内炎も出始めた。
明日は病院の定期検査だけれど、限りなく良くない結果が予想される。
憂鬱だ。
気力が湧かず、お腹はグルグル鳴っている。
物は忘れる。
愛嬌は無い。
不機嫌な老女の出来上がりである。
本当は体を動かして、元気にならなくてはいけないが、動く元気もない。
ただただ、お尻に根を生やして、本を読んでいる。
今、「東京臨海署 安積班」を読んでいる。
この本、長いんだよね。このシリーズだけで13巻。
その他に関連シリーズもある。
1日1冊くらい読めちゃうから、本代だけでもちょっとした負担だ。
時間もかかる。お尻に根が生えちゃうからね。
掃除も洗濯も後回しにして、本に噛り付く。
作者は「今野敏」、熱くて真っ直ぐな男が好きだ。
主人公の強行班係長「安積係長」が主人公で、そこに特徴ある刑事たちが集まる。
「今野敏」さん、こういうストーリーが好きだよね。
正義感があって、基本に忠実で熱い男。
勿論、私も嫌いじゃないけれどね。
お尻に根を生やして、歯の痛みを紛らわすのさ。
でも、「勝間式 お金持ちになる読書法」には程遠いだろうか?
13巻読んでもお金持ちにはなれそうもない。
今日読んだのは「炎天夢」。地道に刑事たちが犯人を追い詰める。
そこで注目されるのが監視カメラ。今はどこででも設置されているものね。
そのうち、AIが瞬時に人物確定するようになるのかな。
そのカメラをかいくぐり、犯罪を犯すのは大変だ。
そんな、追われる事をしないのが、一番楽だという結論に至る。
女の人(男の人もかもしれないが)は、いつもコマコマと動いて働いているのが褒められる。
ちょっとも、じっとしていなくて、良く働くお嫁さんと言われる。
だからお尻に根を生やして、ただ本を読んでいるなんて、論外なんだろう。
私は論外の老女です。
最後までお読みいただき有難うございました。