華寿過ぎて・・・これからの準備

華寿(70歳)を過ぎた独身女性、子供の無い不安、生活苦、節約、貯蓄など、時々生活の楽しみも書いています。

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現実の方が物語より、よほどに怖ろしい

3連休は比較的暖かく、天気も良かったけれど、そこは冬。

寒くってお炬燵にしがみつき、終日ウトウトしていた。

 

会社に出ていた方が、少しは動くし、体のためにも精神のためにも良いらしい。

それほど深刻な仕事はしていないしね。

 

今日から今週いっぱい大雪の予報がでて、時雨から雪に変わってきたので、銀行へ振込に出かける。

雪が多くなると、道路の両側に雪が積まれ、道路幅が狭くなって非常に走りにくい。

 

そんなで、私はできるだけ外出しないようになるのだが、毎日仕事で外に出る人もいて、何て我儘な奴だ私は。と、思うけれど、動かないのが事故にならなくて一番。

 

3連休はウトウトとして過ごしたのだが、思えば母親も父親も最晩年はお炬燵に入って、ウトウトして暮らしていたなぁ・・なんて思い出す。

こうやって老いていくんだろうなぁ・・と、思いながら、何てつまらない!と思う。

 

後10年から15年、何も目標が無ければ、私はこの様にただ老いて朽ちていくのだろうか。

チビ娘は中学3年生。大学を卒業するまで後7年。

せめて、それまでは姿を見たいと思う。

 

無理にでも目標を作って、何かやることを見つけなければと思う。

 

久し振りに紙の本「魂手形」を買う。

魂手形 三島屋変調百物語七之続

kindle本になるのを待っていたのだが、遂に待ちきれず買ってしまった。

三島屋の百物語も第二部となり、聞き手が富次郎となった。

著者「宮部みゆき」は好きだなぁ・・。

どうしてこの様な優しくて哀しい話が書けるのだろう。

 

第3話「魂手形」に出てくる七之助と義理の母お竹はなかなか良い。

お竹は言葉が荒い。その荒い言葉で七之助を虐待する祖母から守ってくれる。

現実にこんな人がいたら、ぜひとも友人になりたいものだ。

 

世の中の子供の一人一人に、お竹さんを付けてあげたい。

なんて思いながら本を読んでいたら、生後2か月の息子を冷凍庫に入れたというニュースを放映していた。

う~~ん、生後2か月・・

現実の方が物語より、よほどに怖ろしい。

 

最後までお読みいただき有難うございました。

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