更年期障害で苦しむ人の特集をTVでやっていた。
朝起きられないこともあると言う。
仕事も不定期となり、勤務が続かなくなったと話していた。
私も更年期障害は有ったような、無かったような・・、いつの間にか通り過ぎていた。
しかし、私の様に結婚もせず単身で過ごしてきた者にとって、働けなくなるという事は大変な事である。
定期的な収入が無くなると、本当に食事にも困ることになる。
もっとも困るのは、それらの症状がいつ収まるかわからないということだ。
1か月後には勤めに戻れるのか、1年後には職場復帰できるのか、ずっとこのまま行くのか。
病んでいる最中はわからない。
そんな時、養ってくれる相手がいるという事は、物凄い安心感だ。
傷病手当も標準報酬月額の60%を18か月である。
それ以上は無収入になるにもかかわらず、社会保険料は発生するし、昨年度の市県民税は払わなくてはいけない。
住宅費も、水道光熱費もかかる。
単身で暮らすためには、手取りで18万円と言われるが、これは手取りだから、22~23万円の収入は必要になる。
正直言うと、これの目途が立たないと、とても私自身は不安である。
「おづまりこ」さんは年収200万円、家賃も入れて17万円で生活している。
まぁ、それが珍しいから本にもなっているんだろうけれど。
私ももうすぐ69歳、もうちょっとで70代である。
よくぞ大きな病気もせずにここまで来れたと思う。
そして、ここまで働かせてくれて、給料を与えてくれる会社に感謝である。
友人は60歳過ぎに介護の為に職場を離れ、その後、これと言った職場が無くて過ごした。
10年間、私は余計に働けたことになる。
10年間の給与は凡そ年間200万円としても、総額2000万円。
結構大きな金額だ。
有ると無いとは大違い。
まぁ、その間、年金を止めたから、そう簡単な計算では無いが、それもこれも、今の職場が倒産もせず、人員整理もせず、再雇用をしてくれた事のおかげである。
神か仏か先祖かわからないけれど感謝だ。
最後までお読みいただき有難うございました。