読み始めたら止まらない
第二次大戦後の戦争孤児たちの話だ。
今の時代に生きている有難さをしみじみと思う。
泥棒にもならず生きていかれるのは、私が高潔だとかいう問題では無い。
単にそういう環境で、生きてこられたという偶然でしかないだろう。
この孤児たちの逞しさに引っ張られ、夜更かしして読んでいた。
嬉しい事には、この本はKindle Unlimitedに入っているので、読み放題である。
この様に、時々ヒットな本を見つけるととても嬉しい。
紅霞後宮物語も第零幕四が出ていた。
しかし、これはカクヨムに連載されていたので、目新しくなく、第十一幕が読みたい。
本妻は前妻の息子を養っていて、上手くいっているんだが、最近愛人が子供を身籠って、その上愛人は野心家だという、ごたごたが簡単に予想のつく設定である。
目線は常に本妻(小玉)なんだが、権力=幸福ではないという難しさがある。
早くこいこい第十一幕である。
最後までお読みいただき有難うございました。