今日は同僚と社外に出る仕事があった。
わりと気が置けない相手なので、車中のお喋りがちょっと楽しい。
お昼は、回転ずしに入る。
しかし、最近の回転ずしは、お寿司が回っていない。
注文はタッチパネルで、回るレーンには、ワサビが淋しく回っている。
数年前までは、回っているお寿司が私を誘惑して、つい手を出すという失敗が多かったけれど、そんなことも無く、何か淋しい。
どちらが卵か鶏かわからないけれど、人手もどんどん減って行って、(本物の)卵のお寿司を頼んで、ただ待つこと20分。
今、卵買いに行っているのよ・・なんて言いながらひたすら待つ。
カウンターの中でお寿司を握っている人も、以前の3人から1人になっている。
何人かいたレジとお運びの女の人も1人になっている。
手が回らないのよね。
何故か美味しくないお寿司だった。
反対の美味しい物としては、昨夕、姉の友人が葡萄を持ってきてくれた。
自家栽培の葡萄で、シャインマスカットであったが、これが甘くて大粒で美味しかった。
1粒、1粒、これで止めようと思うのに止められない。
つい一人で大きい房を1房食べきってしまった。
問題は、お金では買えない事。
自家農園なので、売ってくれないのです。
もう、自分の家と友人にあげる分しか作らないとのこと。
先日送ったチビ娘への葡萄(長野パープル)、美味しかったと言っていた。
同じ農園で、この20日からシャインマスカットの申し込みを受けつけるけれど、こんなに美味しかったら送ってあげようか・・
ちょっと迷う。お金がかかるので・・。
チビ娘に、ちょっと美味しい物があると食べさせたい、ちょっと可愛い洋服があると着せたい。
自分の感情に振り回される。
図書館に寄り、本を借りる。
青山文平の「半席」
どうしても時代小説を持っていないと落ち着かない。
早く帰って読みたい。
このムズムズした気持ち。
これがある内は、まだまだ大丈夫だ。
睡眠薬を止めて10日になる。
夏の間は何が何でも、睡眠薬を飲まねば、眠れなかったのだが、涼しくなってきて、ふと飲まないで眠ってみようかと思った。
眠れないのだが、kindleで本を読んでいるとウトウトする。
目に悪いと思いながら、ウトウト、ツラツラを繰り返す。
そうしたら、何故か今度は睡眠薬を飲むことが怖くなってきた。
その怖さの正体は、
睡眠薬を飲まなければ、眠れなくなるのではないかという不安。
飲み始めたら依存症になるのではないかという不安。
つまり、何でも不安の材料になるということだ。
朝セブンも抜け出せない習慣の1つだった。
毎朝、1番近いセブンに寄って、コーヒーを買う。
100円の事だけれど、今の私には毎朝なんて贅沢だから止めようと思いつつ、つい寄ってしまう。
それも、ある朝突然、寄らずに出かける事ができた。
ふっと気が変わる。
自分の事ながら不思議だ。