最近咳が止まらないので、昨日の定期健診でついでに咳止めのお薬を貰って来た。
でも、画期的に改善しないので、ちょっと憂鬱である。
健康状態で気分が左右される確率が増えている。
病院は1日がかりなので、その合間に本が読めることは嬉しい。
勧善懲悪、美人出場、楽に読めて時間を忘れる。
本屋には寄らないでおこうと言いながら、病院で薬がジェネリックになり、思いがけず安くなったので、ご褒美ご褒美とちょっと見る。
シリーズの3作目なので、もう登場人物は良く知っている近所の皆さんという感じである。
読み始めると
「毎日、ちゃんとご飯を食べて、お天道さんの下をまっすぐに歩いてきた人間は強いんだ。それだけは言える。
私はさ、若い頃の自分に会ったら言ってやりたい事がある。大丈夫だよ。心配ない。そのまんま、まっすぐお行き。
焦らずに、でも立ち止まらずに、そうすれば、いつか明るい場所に出られる。そこがどういう場所だかわからないけれど、あんたが選んだ幸せなんだよ」
これは元芸者の千代吉姐さんの言葉です。
こういう言葉が聞きたくて、つい本を読んでしまうのよね。
不器用(だと自分は思っている)なので、友人が多いわけでも、愛想がよいわけでも無いけれど、どれだけ本に慰められてきた事か。
(こんな言葉に心動かされるわりに、下の「非常識な成功法則」なんかにも手を出す。
矛盾だね。)
この千代吉姐さん、物凄い意地っ張りで、娘にとうとう逢わずに亡くなってしまう。
娘も意地っ張り。
これを読んでいて、姉と甥のことを思っていました。
お互い縁を切ると言っているんだが、接点が無ければ揉めなくて良いかな・・。
この2冊を読み終わって、久しぶりに本を読んだ気がする。
そして、ついでに買った本
65歳の半分以上すぎて、まだ私はこれから何かをどうにかしたいんだ。
なかなか山っ気が抜けない。
それで、これに従って、自分の事を書いてみる。
最初はやりたく無い事を書き出せ
実際に書こうと思うと、思いつかない・・。
不平不満を言う割に自分が分かっていないのだなと実感。
敢えて書くと
・薬に頼る生活
・他人に干渉されること
・お金に振り回される事
そしてやりたい事を書き出す
・家族の調和、姉との穏やかな生活
・体調の確保
・家の周りの土地問題の解決
・甥の家族への支援
・旅行
・リホーム
・地学の勉強
・お金を稼ぐ事
・奨学金の開設
この目標をクリアファイルに書いて毎日眺める
この目標に一歩でも近ずくためには、いま、この瞬間に何をすれば良いのか、いったい何が必要なのか考える。
毎日10個目標を書く。
その目標に今日一歩でも近づくために何をしなければいけないか、どんな小さな行動でできることを書く。
と、今日はここまで。
土日に続きを読めるかな。
この本も売れているんだから、成功したい(現状が不満)な人は多いということか。