姉が買った黒柿が柔らかくなってきたので、丸ごとスプーンで食べると美味しいと言って剝いてくれた。
これが、何とも美味しかった。
この柔らかさ、甘さ、絶妙のタイミングである。
スプーンで1口掬うとこんな感じ。
中も真っ黒な黒柿だ。
早くても遅くてもいけない。
このタイミングでしか食べられない、一瞬の口福。
まぁ、幸せだね。
昨日は道の駅にチビ娘に送るリンゴを買いに行った。
黒山の人出で、焦る、焦る。
積み上げられていたリンゴの箱は、あっという間に減っていく。
この日は野沢菜も出ていて、野沢菜も新鮮な物を鵜目鷹の目で選んでいる。
戦争の様で、本当にぐっと疲れた。
後何回、こんな事をして送ってあげられるだろうか。
最近はそんな事を思う。
でも、きっと、お婆さん達からなにも届かない日が来るなんて、チビ達は夢にも思っていないだろうね。
でも、そんな時も来るんだよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。