先日友人に着ない洋服は1枚でも捨てろ。と言われて2枚ほど捨てたけれど、それだけで、我が家には、また衣類の山が聳えている。
昔の様に、おさがりを喜ぶ風潮も無いので、自分が飽きたら捨てるしかないのだが、別に切れるわけでも無くて、ついつい手放せない。
これは余所行きに・・なんて思っているものから流行遅れになっていく。
だから、大事にしたものは流行おくれ、何時も着る服は大したことない同じ服ということになる。
ハイヒールも履かず、化粧もせず、服も着替えず・・なんて生活をしていると、それ相応に順応していって怖い。
なので最近は、ちょっと良いと思って買った洋服も装身具もできるだけ使うようにしている。
これだけ使えば、もう心置きなく捨てられると思えるように。
装身具だって、私が死ねば玉成混合で粗大ごみだ。
そんなことがわかっているのに指輪を買った。
白いちょっと大きな石が付いている。
この石が暗くなると光るのだ。
とても気に入って、夜寝るときも付けている。
飽きるまで身につけて、可愛がってやろうと思う。
だって、ほんの時たま、夜中にケースを空けて眺めているだけでは、どんなに立派な装身具だって、やはり淋しかろうと思うのだ。
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