夜、ふと目を覚ますと姉がスマホを見ていた。
眠れなくて、スマホのニュースを見ていたようだ。
会社では、終業時間前に会社に戻った若い社員がスマホに見入っている。
誰とも話をしなくてスマホを見ていると、プチマイワールドに浸れるようだ。
流石に、皆のいる前で文庫本を読むのは憚られるが、スマホを見るのは平気の様だ。
自分をガードしているんだろうな。
終業時間内なんだから、会社に関係ある事をしなくちゃいけないと思うけど、若い子はそんなことないんだね。
チビ娘が来て、食事に出かけると、食事の合間にスマホを見る。
たまにおばあちゃんちに来たのだから、しっかりお喋りしなさいと思うが、今時の子は寸暇を惜しんでスマホに噛り付く。
目の前でスマホを見られると、何となく自分が拒否されているような気分になる。
久し振りなんだから、おばあちゃん達の相手もしてちょうだい。
しかし、スマホは便利だ。
特に私はkindleを使うので、本を読みたくて仕方がない。
食事も早く終わらせて、出来れば食事しながらでもスマホで本を読みたい。
その上、Tolk Backを使えば、読んでもくれる。
大体が想像力が乏しいので、先が知りたくて仕方がないんだ。
だから、読み始めたら続きが知りたい。
でもね、人と話すときは、ちゃんと相手をしなくてはいけないね。
ご飯を食べるときは、ちゃんとご飯を食べる。
お茶を飲むときは、ちゃんとお茶を飲む。
相手と話をする。
時候の挨拶もする。
そんな普通の生活をしなくちゃね。
最近は友人へも、メールの絵文字で終わらせるようではいけない、いけない。
いざとなると、ちゃんと喋れなくなってしまう。
スマホに溺れる生活・・なんて、ちょっと危ないね。
最後までお読みいただき有難うございました。