姉に変な電話が再々かかってきた。
何度も何度も無言電話がかかってくるので、気持ちが悪くて・・と言っていたが、
相手は姉の友人だった。
80歳にして初のスマホデビューだそうで、姉に電話を掛けてきたのだが、通話にならなかったそうだ。
でも、まぁ、初スマホだからね。
彼女は、最近圧迫骨折をして、自宅療養中だが、とても痛いそうで、トイレにも自力では行かれないという。
そんなだから、スマホを手に入れて、固定電話迄動かなくても誰にでも連絡がつくのは、本当に有難いと思う。
しかし、トイレにも行かれないので、リハビリパンツを穿いているという。
一人暮らしでパーキンソンを患っているので、日に何度かヘルパーさんが来るようだけれど、この圧迫骨折の痛みでトイレには自力で動けないので、リハビリパンツに排出をするようにと言われたが、慣れないので出来ない・・という話であった。
ヘルパーさんも24時間付いているわけでは無いので、それも仕方ないとは思うけれど、大変な事だ。
暑いしね、病人には辛い時期だ。
痛みで食事も喉に通らず、随分と痩せてしまったという。
高齢、トイレにも行かれない程動けない、食事ができない・・・なんて寝たきり老人にまっしぐらじゃないか。
しかし、自分に置き換えて、「トイレに行けないならパンツにおしっこをしろ」と言われたらどうしよう・・
ましてや大きい方なんて・・・
トイレに行かれないなら、勿論お風呂にも入れないだろうし、髪は痒くなるし、色々と機嫌が悪くなりそうだ。
友人のお姉さまも、玄関で転んで、それから歩けなくなり、自宅でご主人が介護をしていたが、トイレの世話が大変なので「水分を控えろ」と言ったところ、熱中症で救急車で運ばれた。
そんな事を考えると、トイレの横にベットを置きたいくらいだ。
自分でトイレに行かれて、お風呂に入れて、自分で食べられる。
凄く大事な事だと実感してしまう。
何は無くても骨密度だなぁ・・と思いつつ、今朝も公園を歩く。
最後までお読みいただき有難うございました。