華寿過ぎて・・・これからの準備

華寿(70歳)を過ぎた独身女性、子供の無い不安、生活苦、節約、貯蓄など、時々生活の楽しみも書いています。

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朝の紅顔 夕べの白骨

誰の事かって?私の事です。

世路に誇れるもの(朝の紅顔)は何もないけれど、いつ、何が起こるかわからないとしみじみと思う。

 

身近に急に病に倒れる人が出ている。

本当に、数週間前には元気で暮らしていたのに、今は点滴だけで命を永らえている人がいる一方、癌の進行が早くて、手術もできない人がいる。

1か月前には、想像もしない事態である。

 

1人は同僚で、会社の置き薬である鎮痛剤が激しく無くなっていた。

それが約半年前頃からである。

誰だろうね?

病気じゃ無ければ良いけれどね。と、噂していた。

でも、置き薬の使い過ぎ!なんて言うのは「けち臭い」と思ったりして、噂するだけにしていた。

 

実は反省している。

もっと、執拗に使っている人を探せば良かった。

もっと、早く病院へ行くことを勧めれば良かった。

もっと、もっと、もっとお節介おばさんになれば良かった。

 

だから、もう、人の噂は気にしないことにする。

若い人にしつこく病院へ行けと世話を焼いて、変なババアと誹られようとも、もう残っている人生はほんの少しだ。

気恥ずかしいような言葉も、この際言ってやる。

 

と、言っても、「あなたに恋しています」なんて言葉じゃなくて、

「あなたは会社に家族に大事な人だから、その為にも自分を大切にして!!」と言ってやりたい。

そして、チビ娘には「愛しているよ、大切に思っているよ。いつまでも」と、事あるごとに言ってやりたい。

姉には「感謝しているよ。そして、大切に思っているよ」と伝えたい。

出し惜しみするほどの言葉じゃないしね。

先日は、おもいもしなく恩人が亡くなった。

本当に今でも信じられない。

もう3か月も経ったのだ。

49日も終わってしまい、彼岸に旅立ってしまった。

 

ふと、周りを見渡すと、いろいろに頂いた品が有るのだ。

モンブランの万年筆、皮の手帳、マフラー、鞄。

旅行のお土産に頂いたものだ。

何故か見るたびに苦しい。

  

そして、昨日、体を傾け俯いて、足を引きずるように物を思っている風情で歩いている人を見かけた。

いつもは元気な人なのに。

毎日、頭を上げて前を向いて散歩をしながら、出会った時には挨拶をしてくれるのに・・。

まるで印象が違う・・・。

私もそうかもしれない。

俯いて、肩を落として・・

そんな私は嫌だ!!

 

頭を上げて、前を向いて、明るい(本当はわからないけれどね)顔で、しっかりと歩いていたい。

そんなわけで、今日も7秒スクワットをやってから眠ることにします。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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