桜が咲き始めた。
更埴の杏も満開だという情報が出た。
道路沿いの水仙も随分と咲いている。
花盛りの故郷である。
夜のお子守りにaudiobookで「赤朽葉家の伝説」を買う。
- 価格: 880 円
- 楽天で詳細を見る
ところが、始めが気持ち悪い。
首を切られた夫やら、電車に飛び込んだ友達の兄やら、変に生々しくて、眠りながら聴くには、ちょっとね・・という作品である。
後半はまぁまぁ落ち着いて聴けるけど。
この物語で強く惹かれるのは、万葉である。
山の民に置き去りにされた幼子。
もう、今では山の民などというと、物語の中でしか知る事が無いけれど、ほんの少し前、私が産まれた頃にはまだ見かけた人がいる。
そんな、こんなで、日本人のルーツって何なんだ?
なんてボーと夢想する。
そんな事で1日日が暮れて、幸せな事である。
ナレーターの語り口がのんびりしていて、耳に心地よい。
17時間半、1320円。11日間かけて聴く。
安いのか?高いのか?
う~~ん、何でも高い安いで評価しようと思うのはいけないねぇ。
最後までお読みいただき有難うございました。