山奥の1軒家を訪ねる番組で、スタッフが奥さんに「こんな場所について来る事に迷いは有りませんでしたか?」(と、いうような)問いに対して、
妻が「この人を信じているので迷いは有りません。凄く良い人です」と答えていた。
上手く行っている夫婦でも、多少の波風は有るもので、愚痴も聞くので、このような手放しの賛辞には、ちょっとびっくりした。
良い人の内容は、食事を作って、片付けまでしてくれると言う。
以前、夫の棺に「一度も怒らず、暴力を振るわず、一生懸命働いて家族を養ってくれて、私は幸せでした」と書いたラブレターを入れた妻の話があったけれど、
女の幸せなんて、割と知れているのかなぁ。
怒らず(怒られないという女の資質も有るんだろうけど・・)、暴力を振るわず、傷つける言葉も言わず、雑事を手伝ってくれて、生活費も困らせない(これも色々だろうけれど・)男と暮らせれば、それは充分幸せなんだろうか。
私は、もう、毎日が事もなく無事終わる事だけが一大事。そんな生活をしている。
若い頃夢見た、美貌で、才能とお金と地位のある生活が、それほど羨ましく思えなくなってきた。もちろん夢だったけれどもね。
最後までお読みいただき有難うございました。
追伸
家の前の田圃に鴨が6,7羽チョコチョコと歩いていた。
私を見ても飛んで逃げようともしない。
充分我が家も田舎の家だ。