今年のデコポンは何故か酸っぱくて、あまり食べる気にならない。
ようやく歯医者さんに通い始めたものの、腫れが引かず、治療まで行かないで毎週通う事になりそうだ。
歯の手入れをもっと早く、20代くらいからやるべきだった。
後悔先に立たずである。
若いお嬢さん、そこの貴女!
定期的な歯のメンテナンス、したほうが良いと思うわよ。
「悲素」を読み始める。
「帚木蓬生」氏著である。
天に星 地に花 上 (集英社文庫)とか、水神〈上〉 (新潮文庫)
を読んでいたので、手に取ってみた。
私にはこの著者の文体が読みやすい。
無理なく前に進める感じがする。
この本は「和歌山毒カレー事件」が題材となっている。
かすかに記憶が残るあの事件の報道とダブって、感情移入がしやすい。
彼女はなぜ、不特定多数の被害者を作ったのか・・
正直、早く帰って続きを読みたい。
今日は下巻を買って帰ります。
やはり本というのは凄いな。と思う。
私自身が想像力が少ないのかもしれないけれど、殆ど考えづかない事が沢山ある。
それを疑似体験させてくれる。
例えば、和歌山カレー事件についていえば、保険金詐欺までは想像できるが、カレーにヒ素を入れる理由までは考えつかない。
図書館や本屋に行くと、本の1冊1冊がそれぞれの宇宙を持っていて、それらが渦巻いているような感じを持つことがある。
私は私という1つの宇宙だけれど、多種多様な宇宙がゴロゴロと転がっている。
そこのタイムトンネル(?)が本じゃないかと思うんだ。
時代小説は設定がはっきりしているので、ワープの仕方がより楽だけれど。
ちょっと読みたい本がある。
本屋でチラ見をしたけれど、文体が読みにくくて買うまでには至らなかった。
再挑戦、キンドルで買う。
キンドルって、すぐ買えて、それが便利なんだろうけれど、ちょっと麻薬。
何しろストッパーが壊れているからね。私は・・。