安曇野だより
暖かくなり、野にはタンポポが群れて咲いています。黄色は元気が出る色、さぁ、春だと主張しているようです。田圃では大きな耕運機が入り、田植えの用意をしています。
この連休にお勧めしたい本5冊
◇ 期待に弾む5連休
今日から5連休。思っただけで心が弾みます。随分たっぷりと時間がある。まとめて本が読めそうです。
◇ 1冊目「ちょっと本気な千夜千冊 虎の巻」
松岡正剛著、「千夜千冊」の入門編です。1人の著者から1冊を選び千冊の読書案内をしようという本「千夜千冊」の紹介本ですが、とても怖い気分です。このまま千夜千冊に進んだら、出ては来れない富士山の樹海、蟻地獄、はたまたバミューダー海峡に突入になるのではないかしら。怖い、怖い・・、近づいちゃいけない。と、思いつつ、欲しい!! 装幀は古代色の赤、一冊につき一首歌人の小池純代さんが短歌を読んでいる。
欲しい!しかし、誰かが言っているように高い、重い、嵩張る。アマゾンで見たら87800円。でも1冊づつ買うよりは安そうだ。勿論、文庫になんかなりそうもないし、嵩張るのが一番問題ではあるし、重版をしてどこの本屋にも有るなんて事は無さそうな本だし・・、でも欲しいし・・。自分への退職祝いで買おうか。著者は言う「読書は交際なんです。いきずりの恋かもしれないし、一期一会の出会いかもしれない」う~~ん、一期一会の出会いをみすみす見逃すか??
ここで、お茶を一口。
ま、ともかく「ちょっと本気な千夜千冊 虎の巻」を読んでから、図書館行って考えよう。市立図書館には無いだろうけど、県立図書館なら有るかもしれない。
◇ ときめく化石図鑑
上野に始祖鳥の化石を見に行って来た。その続きで買った本です。うん億年前の化石。不思議というか、何というか。綺麗な写真で、この時代に生まれているからこそ本で読める幸せと思います。
◇ 牙を遂げ・佐藤優
標準的なビジネスパーソンは平日3時間、1週間平均25時間の勉強が必要という。そうすれば年間30冊くらいの本が読める。自分で言えば、平日3時間の勉強は難しい。毎日会社に出て、帰宅してご飯を食べて寝る生活だ。どこから3時間を作ろうかとちょっと悩む。芦田愛菜ちゃんは年間300冊の本を読むという。チビ娘が本が好きなのだ。本が欲しいという。愛菜ちゃんには及ばなくても読みたい本くらい買ってあげたいものだ。
◇ 小さな家のローラ
イラストを安野光雅さんが書いています。とても豊富なイラスト。持っていて、ちょっと眺める絵本です。実は私、熱烈な安野ファンです。彼が書いた絵本を沢山持っていました。でも、家の中はどんどん狭くなる、置いておく場所に困り、あるお店に譲りました。お客様に読んでもらえば良いと思ったのですが、お店のご主人は私ほど思い入れが無かったので、ちょっと雑な扱い。とても悲しかった。チビ娘にあげようか、押し入れに隠しておこうか・・、迷っています。
◇ 御宿かわせみ
職人「平岩弓枝」の代表作です。安心して美女と強くて優しい恋人のお話を楽しんでください。新作は子供達の時代ですが、古い話を読み返しています。まったく!図書館では全巻揃っていません。何たることでしょう。文庫が本屋では並んでいません。しかたなくキンドルで調達しています。