朝、通勤中に車から外を見ると、山の上に少しまだ雪が残り、でも中腹迄は緑が濃くなっていた。
手前の低い山は、もう夏の色になっている。
田圃には早苗がユラユラとしており、目にも鮮やかな景色だった。
それを見ながら「露天風呂に入らなくたって、絶景は絶景だ」(明らかに負け惜しみ)と呟いている。
と、言うのは、赤倉観光ホテルに泊まりたいと思うが、宿泊料があまりにも高いのと、その値段にも関わらず殆ど予約で埋まっているので、ちょっと手が出ないのが悔しいのである。
昨日からAudbleで「アンダークラス」を聴いている。
その中でベトナムから、研修生として来日していた女性が「日本は、もう金持ちでは無い」という。
まぁ、最近は良く言われることだけれども。
どの様な事が豊かで、どの様な事が貧しいのか、ちょっと良く考えなくてはいけないと思ってはいるのだ。
だって、一応3食は食べている。衣類は捨てるほど持っている。屋根のあるところで眠ることはできる。
そうそう、夜はTVでバレーボールも見られる。
これは豊かなのか?
でも、1泊6万円も10万円もする宿には泊まれない。
それは私にとって、豊かと言うよりは贅沢なのだが、6万円という数字が手が届かないものでは無いという事が問題だ。
無理をすれば爪の先が届く・・・
どうせ、もう長くは生きないのだから、冥途の土産に・・・
なんて虫が騒ぐ。
いやいや、もしもの為に取っておこう・・。
最後までお読みいただきありがとうございました。