インドに長野県の桃やリンゴが販売攻撃をかけているという。
国内でさえ、贈答用は軽く1玉500円位しているのだから、インドまで空輸すればいくらになるのだろう。
特に桃は食べ時が難しいのに、その美味しさを味わってもらえるか大丈夫だろうか。
インドの平均年収は200万円以下だという。日本の平均年収433万円の約半分である。
そんな事を考えると、1玉2000円の桃を食べるようなものか。
高価な果物だ。
インドは人口が多いので、富裕層の比率は少なくても、実人口は多いのかもしれない。
そこを狙えば、1玉2000円の桃でも梨でも、商機は有るのかもしれない。
何もインドで2000円の桃を食べなくても、インドで安くて美味しいものがいくらでもあると思うけれど、お金持ちの考えることは違うんだろうね。
つい、私の目は低所得者に向かいがちだけれど、世の中にお金持ちは腐るほどいる。
そんな情勢の中で、世界は勿論、日本でも格差が広がっていくんだね。
先日お遣い物のお菓子を買いに行って、ケーキが軒並み1個500円を超えているのにびっくりした。
500円と言ったら、お昼のランチが食べられた金額だ。
食費月額10000円生活では、1日半の食費だ。
まぁ、ケーキ食べたら高カロリーで、1日他には食べられないかもしれないけれどね。
日本の果物は、次々に高価になっていく。
桃も梨も葡萄も1箱ではなく、1玉、1房いくらという値段になっていく。
日常品が値上がりする中、ますます手が届かなくなってくる。
みかんなんて、小さい頃は10kgの段ボールから勝手に食べていて、手が黄色くなった。
今はそんな買い方はしない。
3kg、5kgの箱が主流である。
庶民の味方、バナナだって1本、キウイフルーツだって1玉100円を超える。
1食食べるか、バナナを1本食べるかの選択だ。
もう、私なんて高齢だから、パン半枚にバナナ半分でも良いのだけれどね。
何とはなく、将来が不安だね。
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