毎日眠れぬ夜を過ごす私には、本当に頼りになる相手だ。
肩から腕の痛みに整形外科で点滴をしてもらい、薬と湿布を貰ってきた。
幾分、痛みが和らいだものの、夕方になると、また痛みがぶり返してくる。
だから、早く寝床で横になりたいと思うのだが、布団に入っても、やはり腕は痛い。
横になっても、上を向いても痛い。
仕方なく睡眠薬を飲む。
すると、あら、不思議。いつの間にか眠っているのだ。
睡眠薬は偉大だ。
そして、朝には、何故か腕は痛くないのだ。
夕方には、また、痛くなるのだけれどね。
睡眠薬は強制的に、ある状態をシャットダウンさせる力がある。
気分がイライラする時も、パソコンのスイッチを切るように、睡眠薬を飲むと終わらせてくれる。
眠れずに、夜、モンモンと妄想するなんてことも無い。
そして、新しい朝が来るのだ。
何故か日が昇ると、それなにやらねばならない事も出てくる。
そして又、一日が終わっていく。
そういえば、もう5日間も口内炎は出ない。
ピンクの芍薬も咲き始めた。
最後までお読みいただきありがとうございました。