4月も半ばだというのに、何故か寒くて部屋ではストーブを炊いている。
桜の花も散り始め、今日の雨でとどめを刺された。
8日に高遠城址公園に桜を見に出かけ、そのついでに藩医の住宅というのを見学してきた。
高遠藩は、会津松平家初代保科正之が、一時お江の方を避けて匿われていた事がある。
誠に鄙びた地域である。
そうそう、江島囲い屋敷も残されている。
要するに、島流しに匹敵するような田舎だという事だ。
それでも、一応城下町である。
そこの藩医の屋敷と言えば、それなりに格式が有るのだろう。
ひな人形展が開催されており、近在から寄付されたひな人形が飾られていた。
中に、とりわけ立派な内裏雛があり、どんな時代でも、どんな場所でもお金持ちはいるものだと思った。
昨日のTVでは、ヤングケアラーの調査がなされたと放送していた。
中学生の17人に一人、平均4時間を介護に充てているという。
その上、7時間という割合も1割いるという。
本当に、勉強をする時間も無いなぁ。
年間100万円以上も塾代にかける子供がいる一方、物理的にも予習復習をする余裕もない子供がいる。
その差をどう表現すれば良いのだろうか。
誰が手を差し伸べるべきなんだろうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。