華寿過ぎて・・・これからの準備

華寿(70歳)を過ぎた独身女性、子供の無い不安、生活苦、節約、貯蓄など、時々生活の楽しみも書いています。

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命短し旅せよ乙女、、いくつまで旅行ができるか、もうカウントダウンは始まった

日曜日に友人とお茶をした。

この友人とは、姉を含めて3人で良く旅行をしていたのだが、姉が足を悪くしてから2人でツアーなどに出かける事が増えた。

ちょっと色々で、私も遊び歩かず、少しはお金を貯める事も考えなくては・・などと考え始めていたのだが・・

 

でもねぇ・・海外にツアーで出かけられるのは、後4,5年よ

と彼女は言う。

 

あっという間に姉達は足が悪くなり、家から出かける事が出来なくなった。

この春は、長姉が、

 

来年はどうなるかわからない

 

と言うので、温泉に出かけた。

ところが本当に、来年どころか、秋の旅行すらも、ちょっと無理な状態となってしまった。

 

次姉も股関節が炎症を起こし、階段は難しい。

だから、電車に乗って、駅の階段を使う旅行はできない。

勿論、皆一緒の行動をするツアーなんて無理である

 

本当に1年前、いや、半年前には想像がつかない世界である。

 

健康寿命は男性71歳、女性74歳 

である。

健康寿命というのは、介護を受けずに自立して暮らせる年齢であるが、女性の平均寿命87.26歳まで、今のままの状態で暮らせると思っているのは大間違いである。

 

ツアーの旅行に参加できるのは、後4,5年。

友人曰く

お金を持っていても使えない時が来るわよ

という。

つまり、動けなくって旅行もできない。

食も細くなって美味しい物も食べられない。

そんな時が遠い未来では無く、近い将来に来るのよ。という。

 

私の世代は、倹しく暮らして爪に火を灯して生活するのが、正しい庶民と思うような世代である。

だから、遊ぶ事に、ちょっと後ろめたさがある。

だって、親の世代は、ランプに井戸の世界から、いつかは日本一周旅行などと言いながら、結局温泉にも出かけず、たいして美味しいものも食べずに一生を終えている。

つつましい暮らしをしていた。

姉と今ならこれも食べさせてあげたのに、あそこに連れて行ってあげられるのにと嘆き合う。

 

まぁ、田舎の明治生まれと大正生まれの両親で、世の中殆どがそんなもんだった。

 

そう考えると、今は恵まれている時代だ。

熟年向けツアーは沢山ある。

 

見たことのない世界を見てみたい。

味わった事のない味覚を味わってみたい。

知らない人と話してみたい。

思いでのページを増やしたい。

 

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今年の会社のお中元はこれ!!

 

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