昨日は病院の定期健診である。
予約しているのだが、予約時間に呼んではくれないので、結構時間が掛かって疲れる。
朝9時の予約であったが、ほぼ半日かかった。
その夜、Audbleで聴いていた「野の春―流転の海 第九部」では、主人公が糖尿病の余病で死んでいく場面で目が覚める。
ちょっと気分はブルーだ。
さて、病院で診察も終わり、薬局で薬を待っていると、大きな声で怒っているご婦人がいた。
何か気に障ることがあったらしい。
でも、大きな声で口汚く店員を罵っているのを聞くと、誰もが目を背けていた。
血液検査の結果は低値安定だが、炎症反応が消えない。
何かおかしいのかな?
まぁ、70歳も生きてきたのだから、何かあっても不思議では無いが。
「海神の娘 黄金の花嫁と滅びの曲」を買った。
白川紺子の連作「海神の娘」2作目である。
海神の娘を娶った「沙文」の領主は、かつて戦って滅ぼした隣国「沙来」の難民を受け入れていた。
しかし、両国の人々の感情は難しく、融合するのが多難であった。
何となく、ウクライナとロシアのその後を想像して読んでいた。
つい先ほどまで戦っていた相手と、共に暮らすのは、感情的に難しいだろうな。と。
最後までお読みいただきありがとうございました。