少子化対策の財源として、公的医療保険料の負担を月額500円程度増やすと言う。
初めは500程度・・ふ~んと思っていたが、月額と聞いてショックを感じる。
年間では6000円では無いか!(年間500円なら仕方ないじゃんと思っていた)
岸田首相は、賃上げも有るので、負担増とはならないと言うけれど、零細企業(私の事)では月額1000円の定期昇給である。
TVで言われる春闘で2~3万円の定期昇給なんて、夢のまた夢である。
月1000円の昇給から500円取られて、会社も同額負担してなくてはならない。
ちょっと古いけれど、2021年の赤字法人率は65.3%である。
つまり、世間の半分は儲けが出ていないのだ。
そこからも容赦無く取っていく。
でも、増税では有りませんと言い切る力は凄い。
この人は本気で言っているのだろうか?
本気で言っているのならば、もうちょっとその内容を知りたい。
言えば良いと思っているのなら、よほど国民を馬鹿にしているのか、官僚任せで自分で考えていないのだろう。
だいたい、政府が給与を上げろと言えば、それに追随して上げる大企業もおかしい。
半分以上の赤字企業は上げたくたって上がらない。
再雇用、パートは昇給なんて無いし、実質賃金は目減りするばかりだ。
そんな企業や人達を置き去りにしている気がする。
マクロ何とかで年金は下がり続けるし、どうしろというのだろうかと頭を抱える。
年間6000円で、少々頭に血が上りかけていると、某国会議員の支出明細に書籍代が3年間で3500万円と記載されているという。
本の内容、購入先は開示されていない。
国会業務をこなしながら、3500万円の書籍を読みつくせる体力、気力、能力とはどのようなものだろうか?と、TVでしみじみ顔を見る。
どんな稀覯本が揃っているのか、中身も開示して欲しい。
でも、稀覯本なんて言うのは、趣味の問題で政治問題のお勉強には関係なさそうだけれどね。
堂々と「不明」とかの修正も行われているようだけれど、それで通ると思っているのは、本気で国民を馬鹿にしているのかしらね。
最後までお読みいただきありがとうございました