夕方の風も秋めいてきて、随分と眠りやすくなってきた。
もう柿の注文を受け付けている。
去年注文した黒柿。
柿でも袋掛けしているのだとか。手をかけているのだ。
その代わり美味しい。
私が食べたいのではなく、姉と甥に買ってあげたいのだ。
でも、美味しい分値段も良い。
それでちょっと迷っている。
いやいや、う~~んと迷っている。
自分のためにお金も少し貯めなくてはいけないと思いつつ、でも、いつまで生きられるかわからないのだから、今できる喜びは今したいとも思う。
少しは甥やチビ娘にも何か送ってあげたい。
近くの温泉場にも行ってみたい。
と、思うのもね、姉の友人が今年亡くなった。
亡くなってしまえば、もう食べることも、温泉に入ることも出来なくなる。
食べられるうちに、美味しい柿を食べさせてあげたい。
温泉にも入れてあげたい。と、思うのさ。
後は、何とか暮らせれば良いじゃないかと思うんだけれどね。
どうだろうね。
最後までお読みいただきありがとうございました。