自民党女子局パリ研修旅行が話題になっている。
まず、エッフェル塔前の記念写真が云々言われていたが、私自身はふ~~んと思っていた。
だいたい、政治家の研修旅行と言うものは、名前の良い観光旅行だろうと思っていたからだ。
でも、今回、けっこうな批判が出ている。
言い訳の仕方も稚拙だ。
自費30万円を出しています。政党交付金を使っていません。
でも、自民党費のなかに政党交付金が含まれていないとは思わないし、30万出したから良いだろうという開き直りもあまりお勧めとは言えない。
少子化の研修で、食事の写真や、パリの美術館の写真をアップしても、あまり褒められないな。
楽しい事はこっそりと。と言うのは基本中の基なのに。
どうせアップするなら会議の様子とか、子供を保護する施設とかにした方が良かろうにね。
つくづく思うのだが、国会議員、地方議員という情熱も見識もある人たちが、なぜ、わざわざこの様な写真を公表するのだろうか。
中心にはTVで世界情勢を語る女性もいるのに。
世界情勢は分かるのに、一般常識が欠けるという不思議さ。
少子化の研修会なら、少子化対策、今を困っている子供を助ける方法を研修してくるべきだろうに。
例えば、フランスにはヤングケアラーはいないのだろうか?
いないのなら、何故なのか?いるのなら、どのようにケアしているのか。
子供たちののその後と肉親の関係、コミュニティの関係はどうなっているのか。
幾日いたのかしれないけれど、問題は結果だ。成果だ。
どの程度の人と現場を視察し、そこから何を考察し、何を低減するのか。
多少なりとも公費を使ったのならば公表してほしい。
私も頑張って読むことにする。
それが成果のある事ならば、エッフェル塔の写真なんてどうという事は無い。
これだけ働いたんだから、息抜きの写真の1枚位何が悪いと言えばよい。
自民党の女性議員諸氏、まず国民に成果を問え。
全国各紙に見開き広告で研修成果を公表するのがよいかしら。
岸田さんの足を引っ張るだけでは無くて、たまには支持率アップに貢献して欲しい。
最後までお読みいただきありがとうございました。