いつも読ませていただいているブログに、とても悲しい事件が書かれていた。
拡散も許可されているので、ここに紹介させていただく。
私は基本は技能実習生も移民も懐疑的なのだが、その理由は、受け入れるなら日本人と同じ条件で受け入れるべきだと思うからだ。
安い、3Kの労働力とみなしているのは、いかがなものかと思う。
そういう私もその恩恵に浴して、安い野菜や加工品を食べているのだが。
今回の事件は、孤立出産で死産した女性が死体遺棄として有罪になったことである。
つい先日、九州で日本で初めて内密出産がされたと話題になった。
その時は、母親となる女性が慈恵病院の「SOS赤ちゃんとお母さんの妊娠相談」に1通のメールを送る事が出来た。
それにより、病院の支援を受ける事が出来たが、今回は相談に乗ってくれる相手がいなかったのだろう。
子供は作る、作らないと言われる時代に、やはりまだ望まない妊娠(相手に)望まれない妊娠に襲われる女性がいる。
この問題は、リンさん(今回の女性)だけでなく、殆どの女性にとっての問題である。
有難いことに、私は望まない妊娠をしないで済んだけれど、チビ娘達は本当に心配だ。
いつ、その災難に襲われるかもしれない。
そんな時、相談できる相手が、その存在がいないという事は、どれほどの不安であろうか。
少子化が問題だ、子供に手厚くと言うならば、これらの母子に対する支援が無いのがおかしい。
しかし・・、リンさんは2年以上も日本に住んでいて、妊娠を知らせて手助けを求める相手もいなかった。
そこにも日本人として悲しみを感じる。
なぜ彼女に注意を向けなかったのか、なぜ手を差し伸べられなかったのか。
人種を問わず、世界の女性が手を差し伸べられる何かが必要だ。
そして、その存在を周知する何かが必要だと思う。
今、自分にできる事は何だろうか・・
考える・・
最後までお読みいただき有難うございました。