土曜日には中野の「オランチェ」へトマトを買いに姉妹3人で出かけた。
暑い日だったのだが、姉達は4kgのトマトの箱を7箱買う。
勿論持てないので、台車を借りて車まで運ぶのだが、生憎、その日はサクランボを買う人も溢れていて、駐車場は満杯。
結構離れた駐車場まで、台車を汗をかきながら押していった。
何しろ姉達は80代、力仕事は当てにならない。
力仕事は末の妹の仕事です。
我ながら、元気な事だと可笑しかった。
この「オランチェ」で売られている「高橋農園」のトマトは特別美味しい。
そして大きい。
トマトは小さいほうが良いという人もいるが、私は何でも果物は大きいのが好き。
この大きいトマトを、トマト剥きで皮を剥いて、お塩をかけて食べる。
すこぶる美味しい。
トマト剥きは、新鮮で堅めのトマトでなければ使えない。
だから、赤くて堅い「高橋トマト」で2，3日使えば、もうこの暑さで柔らかくなってしまう。
大きなトマトの皮を剥いて食べる。なんて、なんてことは無い事なんだけれど、何故か嬉しい。
トマトが大きい事も嬉しい。
トマトの赤い色も嬉しい。
食べるって、なんて楽しい事だろうと思う。
4kgのトマトの箱に12～14の数が入っているので、それ程高いトマトでは無い。
凡そ1個100円。それでもこれだけ嬉しい。
普段の1.3倍位大きな甘いキウイフルーツだった。
これも、半分に切って、スプーンで掬って食べる1口が何とも言えない。
酸っぱくなくて、堅くなくて、それでジューシー。
南国の果物の甘くて爽やかな味覚が口中に広がる
これもね、スーパーで売られているので、それ程高くは無い。
8個で1000円。
この様に、時々美味しい物に巡り合える。
やはり、食べる事が一番幸せ。
美味しかったな。と思い、素直に眠れる。
それだけで、満足できる。
素直に眠れる。それがどんなに贅沢な事か。
ちょっと忘れてしまいそうだ。
最後までお読みいただき有難うございました。
