華寿過ぎて・・・これからの準備

華寿(70歳)を過ぎた独身女性、子供の無い不安、生活苦、節約、貯蓄など、時々生活の楽しみも書いています。

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足音も無く忍び寄る不況の影

待ちに待ったお盆休みも、何と言う事も無く終わってしまった。

1日は新盆のお悔やみ

1日は仏様のお迎え

後は、例年の道の駅巡り

それで思ったのだが、何となく道の駅の商品が淋しい。

人出も淋しい。

 

足音も無く忍び寄る不況の影

が薄っすらと見える。

 

長野市中条の道の駅では、

例年、今頃は桃の出盛りで、ワッサーや桃が山の様に並び、トウモロコシも沢山出ている。

桃も、昨年に比べて2割くらい高め、商品も少ない。

ワッサーは見かけない。

トウモロコシも昨年は1本170円だったのが220円に値上がりしている。

農協のお兄さんがお手伝いで、おやきの実演や即売もしていたのだが、今年は姿も見えない。

8月の始めにかけて、諸般の物価が値上がりラッシュとなっていたが、ジワジワと生活に響き始めているのだろうか。

 

そう、私だって買い物を控えるもの。

去年は蜂蜜も1瓶600g1600円程度だったのが、今年は2600円ほどになっている。

このうえ、10月には消費税UPである。

給与は上がらないから、実質消費できる金額は減る。

3回の外食は2回になり、着ることも無い洋服はもう買うまいと決める。

 

 

 

伊那市のグリーンファームは蘭の花や山野草が豊富で、見てくるだけで目の保養としていた。

それが、蘭の花などは消えてしまい、花の種類も淋しい限りである。

地域から地元の特産果物や野菜が、たっぷりと積み上げられていたのも、何となく淋しい。

ダチョウの姿も見えない。

 

どこもが、商品が薄くなり、人が少なくなり、魅力が薄れてきた。

 

でも、考え方を変えればね、良い時代を生きてきたと思えるのかもしれない。

 

20代になったころから、洋服は通販が始まって市場にジャンジャンと出始めた。

安い衣類がいくらでも手に入る時代を過ごした。

食事だって、お祭りでも無いのに、いつの間にかお寿司もお刺身も食べられる。

 

ほんの子供の頃は、映画に連れて行って貰って、ラーメンを食べてくるのが、今の子供のデイズニィランドへ行くくらいのビッグイベントだった。

 

TVを見れば、世界中の珍しい地域を見せてくれる。

それも、映像が綺麗。

 

私の様に夫も子供いない単身女性に、老後は年金と言う仕送りをしてくれる時代となった。

慎ましくくらせば、一人でも暮らしていかれる。

良い時代を生きたと思う。

 

でも、これから、不況は必ず来ると思う。

その程度はわからないけれどね。

その時に備えよ!

と、頭は思うが、心は・・・

 

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