月末で、その上冬。
仕事が少ない。
と、いうことで、この所忙しい。
会社のお金がね。
Audibleで聴いていた
が終わった。結構長編であった。
ほんのちょっとの生きづらさ、のようなものが良く表現されている。
周りの世界とのちょっとしたズレなんて、誰もが持っていると思っている。
例えば、私は他人との付き合いが苦しい。
会社の飲み会とかは、義務感でしかない。
ある時突然感じるすりガラスの向こうの世界、の様な感覚。
しかし、私が拘ったのは、最後に2LDKを掃除する場面だ。
積み上げられた段ボールが整理され、床が現れ、窓が開かれる。
そんなの・・、無理じゃないと思う。
だって、量自体は変わらずに整理なんてできない。
捨てるものと残すものの餞別なんて、他人ができることじゃない。と思う。
「物を増やさない」コツは、1つ買う時には1つ減らす事だと書いてあったけれど、至難の業だ。
先日、将棋の指南書を1冊(羽生さんが書いているので、それに惹かれて)、正倉院の本が半額で、これも買った。どちらも目次だけで、進んでいない。
これを読み切ってから次の本を買うとなると、随分安上がりだと思うけれど、興味が有るが、時間ができたら・・、という引き出しに放り込まれて、私の周りは物が溢れていく。
2冊とも積読にして読んだのが、この本。
軽くて楽しくて面白かったです。