尖閣諸島の沖が物騒で、緊張が高まっている。そう思うと、最近はミサイルが良く飛んできているし、毎日の平和で退屈な日々が紙一重で危うく感じる。
その一方で、TVをつけると、あちらでもこちらでもオリンピックの話題。
同じ時限で同時進行しているのが、一瞬不思議に思える。
何かが、何処かが、「良いのか?」と囁く。
だからといって、何かの対応を私が打てるわけではない。
それで良いのか???
札差の文七の妻「みつ」が役者の夢之丞と心中した。
夫の文七はみつが殺されたと信じるが、調べるほど周囲の証言は心中を裏付けるだけだった。
「旦那が吉原で遊んでいるのに妻だって・・と思っても仕方が無い」という記述が有るのだが、さぁ、どうなんだろう・・。
思うのは、誰かを好きになって、出来れば相手にも好意を持ってもらっても、それを継続していくのは、なんて至難の業だろうということだ。
好きになるのは割と簡単(でもないが・・)でも、飽きずに好きでいつづけるのは、なんて難しいんだろう。
私の人生も半分以上を終わってくれた。
お蝶の言葉「でも、ほかに好きな女の人ができて捨てられたら、食い殺すかもしれません」というほどの思いも(多分)無くなって、シメシメと思っている。
まぁ、本を読んでいて私には無理だわ。と思っているくらいがせいぜいだわ。