温泉って、やっぱり憧れるなぁ・・
ぬるーいお風呂に入って、肩を揉んでもらって、涼しい部屋でゆっくり寝たい・・
なんて事、30代でも考えていたわね。
年取ったからってわけでも無いか。
暑いって、息しているだけで疲れちゃう。
「紅霞後宮物語」第十一幕はどうなるのだろう。
新作は、きっと一年がかりだろうから、来年の春かな。
小玉の性格からいうと、文林が別の女性に通って子供を作ったという時点で、彼への女としての情愛を無くしたのだろう。
この辺の気持ちは趣味の問題なので、どうしようも無いか・・。
残るのは、皇后としての職業意識。
「この男は私のものだ」という気持ちを失って、残るのは何か・・
実はそんなたいした男じゃなかった。と、思った後に残るのは何か。
若くて、子どもを産んで、親に力がある女が出て来たら、さっさと皇后職も降りたい。
なんて言いだしかねない。
太子鴻の行方が気になる。
母方の親族だって、それ相応に力は有るだろうが、今まで影も見えない。
と、いうことは、鴻の立場も危うくなるという事か。
後は、どうぞどうぞお好きなように・・という文林への冷めた気持ち。
武官として、後継を育成することに力を注ぐようになる??
文林は、もともと小玉が文林を好きになっていたことを知らないのだから、後悔することもない。
小玉自身は僻地で隠遁生活したって、全く平気でそれなりに幸せなんだろう。
あっさりしているから、文林の事だって、すぐ忘れる。
でも、文林が小玉への毒薬の投与や、彼女の地位を脅かす事に対して黙止するとは思えない。
そうすると、小玉の敵に対して、文林が力を与え、またそれを削ぐという面倒なだけの事になる。
それが分らない程、文林も馬鹿じゃないと思うけど。
そんなことをグズグズ考えるのが幸せだ。