今、会社で有る届出の書類を出しているんだけれど、電話がかかってきたの。
追加の書類を出して下さいって。
優しそうな声の調子・・。文書で送りますので対応してくださいね。
ハイハイとご返事したけど、届いた書類が・・、なんと追加だらけ!!
いままで省略可だったけれど、初めての許可より随分経つので、全部揃えて下さいだってさ。
優しい声してババンバンよ。まったく!やるけどね。
ここ数日の朝は「羊と鋼の森」を聴きながら出勤しているでしょ。
主人公はピアノの調律師なんだけれど、彼の毎日は「仕事をして、調律の本を読んで、仕事の後、会社で訓練用ピアノの調律をして、家に帰ってピアノの曲を聴く」という繰り返しなの。
彼は殆どすべてをピアノの調律という事に費やしているのよ。
凄いね。うん?何がって・・
だって、調律という世界にブレないじゃない。
私なんて、仕事して、本読も読みたい、CDも聴きたい、旅行もしたい、ついでに何か儲かる話は無いか・・なんてブレブレよ。
多分ね、もう20年くらいしか残された時間は無いのに、こんなに気を散らしていたんでは物にはならないわね。
挙句の果てに、もっと音楽を聴いておいたら良かったのにとか思い始めているのよ。
1度に一つの事をするのが、何となくかったるいのよ。
2つくらいしたい。
例えば音楽を聴きながら本を読むとかね。