華寿過ぎて・・・これからの準備

華寿(70歳)を過ぎた独身女性、子供の無い不安、生活苦、節約、貯蓄など、時々生活の楽しみも書いています。

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帰宅するのは2時、3時。コンビニご飯は高いし、飽きる

 Audobleで「正社員が没落する」を聴いている。なかなか興味あるテーマであるし、理論も分かりやすいのだが、やはり、読むのと聴くのはちょっと感じが違う。本ならば、何度でも同じ個所を繰り返し読みながら進められる。聴くのは、まして何かしながらなのは、うん??と思っても通り過ぎてしまう。

 まず、アメリカで中間層が貧困に転落していく状況が述べられる。そして、これはアメリカだけの話ではなく、日本でも現実に起こりうる話だという事、そして、現実に、労働力の商品化により、より安い人件費へと動かされる。正社員も隣に同じ仕事を半分の人件費で消化する派遣社員がいると、比較され、サービス残業、ノルマの増大などが強いられ、結果として労働力の価格低下に繋がる。セーフティネット(ため)は減少し、社会も国家も家族も「ため」が無くなっている。

 そんな話を聴いていると、単身赴任の甥の事が心配になる。やっと来た先日のメールでは、毎日帰宅するのは2時、3時。コンビニのお弁当は飽きるし高いので、サトウのご飯を送って欲しいという。冷蔵庫も無い生活なので、たいした物は送ってあげられなかった。サクランボを送るとメールをしたら、取りに行く時間が無いので良いという返事だった。本人は「今はちょうど働き盛りで、無理をする時期なんでしょう」とメールに書いていたけれど、それで体を壊したとしても、どこも庇ってくれないと心配になる。

 私からみると、2世帯の生活はそれだけで大変で、家族なんだから一緒に暮らせば良いのに・・と思うが、家族の事は家族で考えるべきで、私が口出しするべきことではないので黙っている。しかし、妻と子供に仕送りするために自分はコンビニのお弁当が高くて食べられないなんて、凄くショックだ。じゃあ、家族の事は家族で決めたのだから、崩壊しても自分たちの責任で、私は知らないと突き放せるかと言えば、多分頼まれれば有るだけ渡さないと自分が納得しないだろう。納得??多分見捨ててしまったというような罪悪感に苦しむのだろう。単なる自己満足でしか無いのだが・・。

 家族が持っている「ため」という部分では、本当に私自身は少ない。彼らの1ヶ月の生活も支えられない。

 この本の中では、正社員で貯金も持っていた人が、職を失い、貯金を切り崩し、そんなうちに、家賃が払えなくなり、住まいも追い立てをされ、ホームレスになっていく危うさが書かれている。こんなの本当にあちこちで有りそうな話である。

 友人のお孫さんは今年就職をして、手取り30万円貰っているが、東京で家賃が高く、奨学金も返しているので生活は楽では無く、お母さんがパートに出て仕送りをして援助しているという。このお孫さんだけではなく、奨学金の返済は若い人達に重くのしかかっている。

 こんな中で、私に何ができるだろうか。甥にお金を出してあげるから、せめて冷蔵庫を買えと言っても、そんな時間は無いという。食べられる物を送りたいといっても、取りに行く時間が無いという。そんなんで、体は持つのか・・危なくて、危なくてヒヤヒヤしてしまう。

 だから私はお金が欲しい。せめて、彼が帰宅した時にホッとできる程度の部屋と食事ができる環境を整えてあげたい。

 だって、今年中に引っ越しするといっても丈が足りないカーテン。ガスレンジも冷蔵庫も無い部屋。有るのは小さな電気ストーブと電子レンジだけなんて生活、コンビニのお弁当が高くて買えないなんて生活、どうしてしなくちゃいけないのだと悲しくなる。

 また、気になる人がもう一人いる。

 

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  彼は奥さんの実家でマスオさんをしていたが、実家が何らかの理由で家を手放さなくてはいけなくなり、妻と子供を連れて新しくアパートを借りた。その費用は会社から借りて、毎月いくらか返済することになっていた。聞くと、毎月のカードの返済が18万円程度あり、その上会社への返済もある。到底生活は成り立たない。何でそんなにカードがと訊くと、奥さんの義弟の学費を借りて、義弟が返してくれるという約束だったが、給与が安くて返してもらえないという。会社からも何回か借り入れを繰り返して、結構な金額になっていた。奥さんも働いたら・・というと、まだ1歳の子供を抱え、働きに出れない。アパートを市営住宅とか安い所にというと、不便な所は子どもを保育園に通わせられないとの事だった。しかし、保育料が4万円、家賃が8万円とのことで、手取り30万程度の給与では、どうしても計算があわない。そして、遂に会社のお金に手を付けてしまったのだ。彼は会社の後、ラーメン店でアルバイトをしていたというが、最後の頃はお金が無くて、お昼ご飯も食べられなかったという。

 私たちは本当に危うい状況で暮らしていると思う。健康で職があって、それで成り立っている毎日の生活。病気で倒れてり、職を失うとあっという間に崩れていく蜃気楼の様な世界だ。上記の彼も会社のお金に手を付けてしまったけれど、それで、キャバクラで豪遊していたわけではないし、パチンコにつぎ込んだわけでもない。義弟が大学3年まで通ったのに、4年目の学費が無くて・・と言えば持っているカードの枠を貸してやるなんて有りそうな話だ。(今、銀行の教育ローンがあるから、それを借りろと言えば良かったのに・・)奥さんも覚悟を決めて働けば良かったのだが、もう少し・・とグズグズしているうちに抜け出せない泥沼となってしまったのだろう。

 何かもっと方法は無かったのだろうか・・と思ってしまう。

300冊スタート(47)

1.はやぶさ新八御用帳

 平岩弓枝続きです。凄くホッとします。安心して読めます。

 続きを図書館で借りて帰ります。

 またお尻に根が張ってしまうかしらん。

 

 

新装版 はやぶさ新八御用帳(一) 大奥の恋人 (講談社文庫)

新装版 はやぶさ新八御用帳(一) 大奥の恋人 (講談社文庫)

 

 「宇喜多の捨て嫁」を読み始めたが、ちょっと堅い。Audoble で週刊「三国志」を聴き始める。吉川英治なので、思いがけず面白い。小五の娘は平家物語を読み始めたらしい。Audoble で「正社員が没落する」がアップされた。湯浅誠さんが書いているので期待している。

思ったほどお金は使えない

 決算なので、帳簿を色々と見ている。しかし、何故かキャッシュの動きが悪い。去年の同日の現金預金残高を見てみる。去年と比べて今年は大凡700万円程度足りない。う~~ん、売り上げはほぼ去年並み。なぜお金が無い??保険料が300万円、去年は7月に払ったのが今年は6月の支払い。支払いが去年より200万くらい増えている。銀行の返済が3月から始まって、約200万円増。何となく計算は合う。しかし、キャッシュは無くて利益は出る。なにか釈然としない。単に私の気分だけれどね。毎日お金を動かしている私がそうなのだから、社長はもっと変だと思うよね。そう考えるとグッと凹む。その理由は、お金を動かしているのは私一人なので、胡乱な動きが有れば、それは私が何かしていると思うだろうなぁ・・と、勝手に妄想しているのだ。え~と、月々の銀行返済が170万円という事は、減価償却入れて税引き後利益で2040万円の利益が出ないとやっていけないという事だ。しかし、減価償却するほどのものが無い。一生懸命で約1000万円程度か。利益が多いと税金が多くなるので、減価償却後2000万円万くらいの数字が一番自然かなぁ。でも、これでは返済をするのに精いっぱいで、内部留保ができない。結局、できるだけ経費を切り詰めろという事に戻ってしまう。何故か、利益は出るのに切り詰めなければいけないのは矛盾している様で、すっと胸に落ちない。

 

結論としては、思ったほどお金は使えないという事だ。

 

 緊急避難の方法は一つある。運転資金を借り換える事だ。要するに自転車経営。そうすれば、利子分+アルファの範囲でも営業が可能だ。しかし、銀行の意向も気にしなくてはいけないし、面倒くさくて、鬱陶しい。

 

 

 

 さて、自分はと省みると、オリンピックまでは上がると踏んだ建設株が下がり続けている。コソコソとアンケートに2円だ、アドセンスで1円だと騒いでいるわりにお金を減らすのは簡単でびっくりである。

どうしたら良いのかわからない・・けど泣かない

 生きていると、どうしたら良いかわからない。という事態は起きうる。まぁ、どう動いても100%の満足という事はないので、良くも悪くも五分五分と思っていれば、それだけで若干は救われる。

 だいたい、本人がどうしたら良いかわからないと自覚しているので、何か肯定的で確定的な事を言われると、考える事をストップしてそれに縋ってしまう。そんな状況は結構考えられる。

◇ お金が無い

 明日の会社の手形決済資金が無い。もう、明日だと手立てが無い。親戚から借りる。高利のお金を借りる。でも、それはダメだ。親戚から借りると、最後に立ち直る手段を切ることになる。高利のお金はみるみるうちに膨らんでいく。とりあえず、1ヶ月食べられるくらいのお金を残し、ゼロから再出発するしかない。今日を生きれば、明日は何か奇跡が起こると思っても、奇跡は起こらない。お金が有りませんと言うしかない。

◇ 恋人と別れる

 付き合っていた人から別れたいと言われる。どうしようと思う。振るのは良いが振られるのはショックだ。何とかしたいが、どうして良いのかわからない。

 経験から考察するに(偉そうに・・・たいした経験なんて無いのに・・)ダメなものはダメ。追いかけない。誰もが通る道だと思って早く忘れる。

◇ その他

 会社の人で、幾度注意しても直らずに、そんなにできないのなら、会社辞めたら・・と言ったら、翌日「考えましたが辞めます」と言ってきた。おぉ・・、そうきたか・・とビックリ。私はすみません、気を付けますと言うかと思った。世の中、人の数だけ考え方もある。

 

 しかし、どうしたら良いのか分からなくて、瞬間フリーズしてしまう事はあるが、泣く事は無かった。多分、佳人が泣くのは様になるが、私が泣いても馬鹿かと言われるのがおちだと思っていたらしい。父が要った時も葬儀では泣かなかった。でも、一人で車に乗ると涙が止まらなかった。

10億円当たったら・・・

ジャンボ宝くじの時期になると、我が家では空手形が飛び交う。

10億円当たったら・・

基本的には自分の生活は、もう少しのお金が有れば何とかなる。

でも、まずもっと便利な場所へ家を引っ越す(と姉は言っている)為に1億円。

1.甥に3LDK(単身赴任用)のマンションを買ってあげる。

 勿論内装は私の好きにして、1部屋は書斎、1部屋は私たちが行った時の部屋。

1部屋は彼の寝室。広めのリビング。ちょっと贅沢な家具、気持ちの良い部屋にする。

リビングのイメージは積水ハウスのコマーシャル。概算予算6000万円

2.甥の家族のマンション

 大切な甥を単身赴任させているので、概算予算5000万円しか出してあげない。

3.甥の生活支援

 食事の作り置きサービスというのがあるそうだ。それと、週2回くらいお掃除と買い物、洗濯をしてもらう。それに、電気代なども一括して落ちる口座に入金。1ヶ月10万円として、30年分概算3600万円

4.子供達の教育費

 子供達の教育費として、1人5000万円×2=10000万円

 これだけあれば留学もできるだろう。

5.甥の車

 レクサス新車1500万円

 

これで、26100万円。

 

6.シングルマザー用アパートの建設

 別にシングルファーザーでも良いのだが、1階に24時間の児童館と食堂を付設して、子供やお母さんがいつでも、明るくて暖かくて、美味しいものが食べられるが所が有り、お母さんは近くで仕事ができる共同オフィスも付設して、シングルマザーの人が自分で起業できるような環境と教育が与えてもらえる場所を作る。建物設備で3億円。維持費に1億円。奨学金制度も設けて、2億円。シングルマザーの人が自分で奨学金をもらいながらアパートに入居して、勉強しながら自分で自立できる力をつける。期限5年間。これからの私の仕事はこのアパートの管理と私設児童館、24時間食堂(いつでも暖かい食事ができる)の運営。なんてできたら良いな。そうだ、大学生も入居可能、部屋代は子ども達の家庭教師代と相殺なんてのも良いかもね。

7.後は遊ぶ

 残金3900万円は遊ぶ。温泉に行きたい。旅行に行きたい。それと内緒のへそくり。

 

と、いうことで見事10億円は使い切りました。という夢物語です。

お付き合いいただき有難うございました。

 

 

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