話題となっていた介護保険料と介護サービスの自己負担率について、政府は先送りとすることにした。
先送りといっても、遅くとも来夏までには決めたいという。
高齢者の医療保険が安いと言っても、介護保険が高いので、結局のところ社会保険料は結構取られる。
介護保険は払っても、使えないという状況が、益々増えていきそうだ。
そのうち、年金保険料も生涯納付しろなんて言いそうだ。
2025年からは年収153万円を超える人は、後期高齢者の保険料が増額される。
要するに中途半端なお金では、先々苦労するという事だ。
「ペテロの葬列」では、ネット詐欺の話なんだけれど、実に被害者の、話に乗ってしまうその気持ちは良くわかる。
身近な例でも、叔母が足や腰が痛いのだが、何とかいう石のブレスレットをすると、帰りには杖を忘れて帰るほど良くなると言っていた。
しきりに姉に勧めていたが、その値段がうん十万円という。
その販促会に行くと楽しいのだという。
身ぐるみ剥がれなければ良いけれど・・と見ていたが、そこに出かける元気も無くなって収まったらしい。
そして、そこに誘う親切なお友達というのがいるのだ。
でも、細々とした収入しかなく、将来に不安だと、ちょっと儲かると言われると心は動く。
1か月で倍なんて言われると「うっそー」と思うけれど、年7%とか言われると、もしかして有りかなと迷う。
年金を繰り下げると、年8.4%増えて、凄い利率だと思うけれど、これは、大体繰り下げ分を取り戻すのにおおよそ12年かかる。
75歳迄繰り下げたとすると、87歳で漸く元を取ることになる。
そこまで長生きできなければ、ハイそれまでよ。なので、国は密かにそれを狙っている気がする。
良く考えると、これも巧妙な詐欺っぽい。
だって、12年以上生きないと利息どころか元金迄流れてしまうのだ。
ところが国の期待を裏切って、平均寿命90歳くらいまで長生きしてしまうかもしれないね。
アフガンの大干ばつ、ウクライナの現状などを見ると、日本で災害にも合わず、食料も満たされて(買える買えないは別として)暮らしているのに我儘を言うなという意見もあるが。
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