華寿過ぎて・・・これからの準備

華寿(70歳)を過ぎた独身女性、子供の無い不安、生活苦、節約、貯蓄など、時々生活の楽しみも書いています。

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最低賃金901円は快挙か?? 1日8時間20日間働けば、そこそこ生活できる社会であって欲しい

最低賃金が平均901円に改定されたと言う。

平均27円の値上がりで快挙だと言っているが、これで生活できるだろうか。

TVでは、ダブルワークの男性が「雀の涙です」と言っていた。

長野県の最低賃金は821円である。

これで1日8時間、月平均20日働くと、131360円となる。

諸手当がついて、約150000円と考えると、健康保険料7267円、厚生年金13725円、労働保険税金約3000円。

手取り約126000円。

これに対して生活費としては

家賃    50000円

水道光熱費 10000円

食費    40000円

通信費   13000円

交際費   20000円 (5000円×2回の飲み会、本代、その他)

衣類雑貨  10000円  (雑貨、美容院、衣類、その他)

車両費     7000円 (税金、保険、車検他)

ガソリン代 10000円 (田舎は車は必需品) 

予備費   30000円

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合計    160000円

 

つまり、居住環境を下げるか(田舎もわりと家賃は高い)、食費を減らすか(20000円生活なんて本もあったか・・)、ダブルワークをするかという選択になる。

おひとりさまのあったか1ヶ月食費2万円生活 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)

後、友人とも付き合わず生活を切り詰める、貯金もできないので、いざという時の備えができない。

なんて弊害もでる。

賃金は、毎日の生活をして、時々はレジャーも楽しみ、家族を養い将来の為の学習ができる金額だというが、とんでもない!毎日の生活だって大変だ。

自分一人を養う事も難しいのに、家族を養うなんて考えられない。

子供が増えるわけない。

 

今回、会社の新人君の給与明細を見ていて、ため息が出た。

妻子持ち30代であるが、新人の給与から始まるので、とても妻子を養うどころではない。

私が若かったころ、男性というだけで、年長というだけで初任給が高かった。

私は非常に不満だったのだが、その時の会社の言い分は、男は家族を養わなくてはいけないので、そこそこの給与が必要との事だった。

女の私からしてみれば、同じ仕事に同じ給与と思うので、それもどうかと思うのだが、今の職場はそんな斟酌はない。

前職の経験を生かせない転職は、本当に大変だと思う。

いつ迄たっても一からの出直しだもの。

 

そして、今、私が思う事は、

女だからといって働かずにはいられない。

女も一生働く覚悟をすることだ。

今の時代は、夫婦で働いて、やっと子供を養えるという感じである。

健康で仲良く働く事が家庭円満の第一の秘訣だ。

 

そして、子供を育てるのに、ジジババ揃っての協力が必要だということ。

社会全体で子供を育てる、とか言って、お金の有る家庭も無い家庭も一律子供手当をばら撒いて、学費免除をしろということじゃない。

そんな事したって、となりの子供が挨拶一つしてくれるわけじゃない。

まぁ、子供にしてみれば、隣のばあさんの社会保険料削って僕の学費になっているなんて思っていないものね。

そうじゃなくて、身近な子供の事。

例えば私にとってはチビ娘のこと。

やはり、できる手助けは積極的にしなくてはいけないと思う。

だって、若い人はお金が無いんだもの。

(年寄り(私)も無いけれどもね・・)

 

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